募集課題
四条通地下道活性化事業
担当課
京都市都市計画局歩くまち京都推進室
採用企業等
株式会社ヘラルボニー( https://www.heralbony.jp/
実施期間
2021年12月~2022年5月
地下道を通り抜ける人の向こうに、壁面に大きく掲示された鮮やかな絵

募集の経緯

歩くまち京都推進室では,「人が主役の魅力あるまちづくり」を推進し,人と公共交通優先 の「歩くまち・京都」の実現を目指して,取組を進めており,その取組のシンボルプロジェクトとして,市内有数の繁華街である四条通の歩道拡幅事業を実施しました(2015年事業完了)。これにより,四条通は歩きやすく,まちの賑わいを生み出す空間に生まれ変わりました。
一方,四条通の地下には約1,100mに及ぶ地下道がありますが,「ただ通り抜けるだけ」の空間として取り残され,ポテンシャルが活かしきれていない現状がありました。

今回の公民連携ラボでは,四条通地下道を「通り抜けるだけ」の空間から「目的地」となり得るような魅力ある空間に転換させるべく,四条通地下道をアート空間として捉え,全体のディレクションやブランディングを行っていただける方,事業を通して今後のさらなる賑わいの創出に向けて環境や仕組みを整えるための課題の抽出を共に行っていただける方を募集しました。

取組の内容

募集の結果,株式会社ヘラルボニー(岩手県盛岡市)から提案があり,京都市域で活躍している障害のあるアーティストの作品を四条通地下道の柱や壁面に掲示し,地下道を彩り豊かな空間へ変化させるとともに,障害のあるアーティストと市民,観光客がつながるきっかけを提供するという取組を行いました。

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柱を活用した展示の様子(四条通地下道11~12番出入口間)。

実施にあたっては,地元金融機関の京都中央信用金庫及び京都信用金庫に協賛金を出資いただいたことにより,展示規模の拡大や質の高いアート作品の追加展示が可能となり,より大きな賑わいを創出することができました。
また,四条通の地上にあるデパートと地下道の展示を連動させる企画としたことにより,歩行者の回遊性向上に寄与したと考えています。
事業実施後は,展示した障がい者アーティストのライブペインティングが追加で実現するなど,他のイベントへの波及効果も見られました。

写真
地下道での展示期間中に地上店舗で開催されたライブペインティングの様子。

今後の展望

今回の取組により,地下道が良質な空間となり地元企業との連携につながったことから,地下道の活性化につながる事業を実施いただける企業等の募集手法について検討を行いながら,引き続き,地元企業等と連携のうえ,更なる活性化に向けて取り組む予定です。

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