課題のポイント

実現したい未来

・京都の観光情報などを求める方が、京都館PLUSXにアクセスし情報を得るだけでなく、利用者同士で交流するなど、メタバースを有効的に活用した取組にしたい。
・収益モデルを確立し、市役所の財源を使わずに自走できる仕組みを構築したい。

現状

令和4年3月の開設以降、空間を活用した情報発信を行うとともに、集客のための取組や利用者同士の交流イベントなどを実施。イベントなどを行うと一時的に利用者は増えるが、イベントがない時にはほとんど利用がない状態で、利用者の定着には至っておらず、収益にも繋がっていない。
<参考:これまでの利用者数(R4.3~R6.6):約15,000人>

解決したい課題

効果的な集客方法を見出すとともに、収益モデルを確立し、「京都館PLUSX」が自走できる状態にしたい。

想定する解決策

・様々な手法を検証しているが、課題解決に繋がる手法は見出せていない。
・経費が掛かる手法としては、新たな機能の追加や空間デザインの変更(京都らしいアセットの追加など)などを想定しているが、相応の経費も想定される。現在の収支ではそのような支出が不可能なため、そうした従来の発想に捉われない幅広い提案を募集する。
※プラットフォームの変更は不可

民間組織側の想定メリット

・メタバースを活用した独自の収益モデルを構築することで、メタバースを運営する自治体・企業等に対する自社サービスの展開が可能。
・広告枠を活用した提案企業のPRが可能。
・事業実施で得られた利用データ(提供可能な範囲内で)の活用が可能。

募集概要

担当課

京都市産業観光局クリエイティブ産業振興室

担当部署の事業の概要

コンテンツ産業の振興、首都圏等に向けた京都情報の発信

背景

東京八重洲にあった京都館の閉館後も、ウェブサイトやYouTubeなど、様々な媒体を活用し京都情報の発信を継続、拡大する必要がある。

実現したい未来

・京都の観光情報などを求める方が、京都館PLUSXにアクセスし情報を得るだけでなく、利用者同士で交流するなど、メタバースを有効的に活用した取組にしたい。
・収益モデルを確立し、市役所の財源を使わずに自走できる仕組みを構築したい。

現状

令和4年3月の開設以降、空間を活用した情報発信を行うとともに、集客のための取組や利用者同士の交流イベントなどを実施。イベントなどを行うと一時的に利用者は増えるが、イベントがない時にはほとんど利用がない状態で、利用者の定着には至っておらず、収益にも繋がっていない。
<参考:これまでの利用者数(R4.3~R6.6):約15,000人>

検討経緯・これまでに実施したことがある施策等

【情報発信・集客の取組】
・人気TikTokクリエイター連携企画(空間内での特別動画の配信)
・京都国際マンガ・アニメフェアのおこしやす大使(人気声優)連携企画(空間内での特別動画の配信)
・「京都館PLUSX」からアクセスできる伝統産業品のメタバースポップアップストアを期間限定で開設
・人気インスタグラマー連携企画(空間内での特別動画の配信)
・人気映画「サマーウォーズ」連携企画(空間を活用したファン投票イベントの実施)
※各イベントは1ヵ月程度実施
※イベントごとのおおよその集客数:1ヵ月600~800人程度

【交流の取組】
・渋谷区の小学生と京都市職員との交流事業
・徳島県の小学生とカンボジア日本人学校の交流事業
・移住検討者向け説明、相談会(2回開催)
・プロの観光ガイドによる観光セミナー
・空間を活用した修学旅行の事前学習会
※各イベントは概ね1日単位で実施
※イベントごとのおおよその集客数:1日20~40人程度

解決したい課題

効果的な集客方法を見出すとともに、収益モデルを確立し、「京都館PLUSX」が自走できる状態にしたい。

想定する解決策

・様々な手法を検証しているが、課題解決に繋がる手法は見出せていない。
・経費が掛かる手法としては、新たな機能の追加や空間デザインの変更(京都らしいアセットの追加など)などを想定しているが、相応の経費も想定される。現在の収支ではそのような支出が不可能なため、そうした従来の発想に捉われない幅広い提案を募集する。
※プラットフォームの変更は不可

民間組織側の想定メリット

・メタバースを活用した独自の収益モデルを構築することで、メタバースを運営する自治体・企業等に対する自社サービスの展開が可能。
・広告枠を活用した提案企業のPRが可能。
・事業実施で得られた利用データ(提供可能な範囲内で)の活用が可能。

提案企業に求める専門性

メタバース全般に関する知見・ノウハウを持っていること

提供可能なデータ・環境等

京都館PLUSXに関する分析データ(来訪者数、利用者の男女比・年齢層、空間内パネルクリック数、流入経路、利用デバイス、イベントの際のアンケート結果など)

スケジュール感・主要なマイルストン

当事業は、令和7年度までの実証事業としており、事業の方向性を検討するため、提案に基づく実証実験は令和7年6月頃までに取り組む必要がある。

事業実施にあたっての留意点、制約等

システムに関する提案については、空間の保守管理を大日本印刷株式会社に委託しているため、同社との連携が必要

参考情報

・(京都館PLUSX紹介ページ)https://www.kyotokan.jp/vr-kyotokan/
・(京都館PLUSXリンク)https://parallel-site.room-at.jp/app/room/release/index.html?to=guestroom&rid=42&ver=1.0.25
・プラットフォーム:ナレッジワークス「ROOM」
・同時接続人数:50人

今後の展開想定

提案された取組により収益が生まれ、「京都館PLUSX」の運営の自走化に繋がれば、事業の本格実施の可能性あり

提案の提出期限 2024年11月15日〜2025年3月31日

募集要項

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