課題のポイント

実現したい未来

【未来像】
市民・観光客の双方が便利で快適に御利用いただける市バスの実現(市バスに対する市民不満の解消)
【具体的な状況】
●地下鉄への更なる利用誘導による市バスの混雑緩和
●手ぶら観光の浸透による市バスの混雑緩和

現状

●京都市は、市民の生活空間と観光地が混在し合っているという特徴を有している。そのため、市民利用の多い市バス系統にも多数の観光客の利用があり、京都駅前発着の路線を中心に市バスの混雑が発生し、市民からは「乗れない」、「降りにくい」などの不満が高まっている。
●京都駅から清水寺や祇園といった観光スポットの集まる東山方面へは、臨時増便により、観光シーズンのピーク時は3~4分間隔で運行するなど、現行の801両体制の輸送力を最大限活用しているが、抜本的な混雑緩和には至っていない。また、運転士や車両数には限りがあり、これ以上の大幅な増便は困難
●さらに、スーツケースなどの大きな手荷物を車内に持ち込むお客様も多く、車内通路をふさいだり、お客様が乗車できない状況が発生し、スーツケース等が車内混雑の一因になっている。
●一方、観光地によっては、輸送力が大きく定時性にも優れた地下鉄を組み合わせて移動した方がスムーズに移動できる場合もある。
(参考)令和4年度1日当たりのお客様数 市バス:30.9万人、地下鉄:34.8万人

解決したい課題

●市バスの混雑緩和に向け、お客様を輸送力の大きい地下鉄へ利用誘導したい。
●手ぶら観光の浸透により、市バスへの大型手荷物の持込みを抑制したい。

想定する解決策

●市バスから地下鉄への更なる利用誘導
●手荷物なしで京都観光を楽しんでいただく「手ぶら観光」の推進 など
※動機付けとなる付加価値やインセンティブが生まれるサービス、仕組みづくり、コンテンツ、ツール、新たなビジネスのアイデアなど、幅広い提案を期待したい。

民間組織側の想定メリット

●他の観光地等での事業展開に向けたビジネスモデルの構築
●市バス・地下鉄は市内外から多くの利用があり、マーケットは大きく、実証サンプルも数多く取れることから、サービスの検証も可能

募集概要

担当課

京都市交通局企画総務部企画総務課

担当部署の事業の概要

事業推進に係る総合調整

背景

市民生活と観光の調和

実現したい未来

【未来像】
市民・観光客の双方が便利で快適に御利用いただける市バスの実現(市バスに対する市民不満の解消)
【具体的な状況】
●地下鉄への更なる利用誘導による市バスの混雑緩和
●手ぶら観光の浸透による市バスの混雑緩和

現状

●京都市は、市民の生活空間と観光地が混在し合っているという特徴を有している。そのため、市民利用の多い市バス系統にも多数の観光客の利用があり、京都駅前発着の路線を中心に市バスの混雑が発生し、市民からは「乗れない」、「降りにくい」などの不満が高まっている。
●京都駅から清水寺や祇園といった観光スポットの集まる東山方面へは、臨時増便により、観光シーズンのピーク時は3~4分間隔で運行するなど、現行の801両体制の輸送力を最大限活用しているが、抜本的な混雑緩和には至っていない。また、運転士や車両数には限りがあり、これ以上の大幅な増便は困難
●さらに、スーツケースなどの大きな手荷物を車内に持ち込むお客様も多く、車内通路をふさいだり、お客様が乗車できない状況が発生し、スーツケース等が車内混雑の一因になっている。
●一方、観光地によっては、輸送力が大きく定時性にも優れた地下鉄を組み合わせて移動した方がスムーズに移動できる場合もある。
(参考)令和4年度1日当たりのお客様数 市バス:30.9万人、地下鉄:34.8万人

検討経緯・これまでに実施したことがある施策等

【市バスの輸送力を活かした取組】
・観光に便利な臨時バスの運行
 (参考)令和4年11月増便回数:約2,040便(約70便/日)
【バスから地下鉄への利用誘導に向けた取組】
・観光地から京都駅へ向かわれるお客様を対象にバスから地下鉄へと無料で乗り換えていただく「バスから地下鉄への無料振替(振替輸送)」を観光シーズンに実施
・市バスの混雑の要因の1つと考えられる「バス1日券」の廃止
・JRとの連携による地下鉄・バス1日券の販売促進
 ※観光シーズンにおける新幹線京都駅構内での臨時販売など
【バスと地下鉄の相互利用の促進】
・ICカードによる乗継割引(ポイント還元)の実施

解決したい課題

●市バスの混雑緩和に向け、お客様を輸送力の大きい地下鉄へ利用誘導したい。
●手ぶら観光の浸透により、市バスへの大型手荷物の持込みを抑制したい。

想定する解決策

●市バスから地下鉄への更なる利用誘導
●手荷物なしで京都観光を楽しんでいただく「手ぶら観光」の推進 など
※動機付けとなる付加価値やインセンティブが生まれるサービス、仕組みづくり、コンテンツ、ツール、新たなビジネスのアイデアなど、幅広い提案を期待したい。

民間組織側の想定メリット

●他の観光地等での事業展開に向けたビジネスモデルの構築
●市バス・地下鉄は市内外から多くの利用があり、マーケットは大きく、実証サンプルも数多く取れることから、サービスの検証も可能

提案企業に求める専門性

提供可能なデータ・環境等

市バス旅客流動調査結果(令和3年度実施)
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000314289.html

スケジュール感・主要なマイルストン

令和5年度中の事業実施を希望

事業実施にあたっての留意点、制約等

参考情報

市バス路線図
https://www.city.kyoto.lg.jp/kotsu/page/0000019770.html
市バス時刻表
https://www2.city.kyoto.lg.jp/kotsu/busdia/bustime.htm

今後の展開想定

効果が高いと判断した場合、予算化を検討し、本格導入につながる可能性がある。

提案の提出期限 2023年10月2日〜2024年9月30日

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