課題のポイント
実現したい未来
再犯防止や更生支援に関する市民理解が促進され、再犯防止や更生支援に取り組む民間支援者(保護司等)が増加し、活動がより充実している。また同時に、更生を目指す人の人権が尊重され、刑務所出所者等の更生意欲の向上にもつながっている。
加えて、企業や福祉・医療関係機関等に対する再犯防止や更生支援に関する理解も促進され、協力雇用主の増加や、犯罪等をした人に対する必要な福祉・医療サービスの円滑な提供につながっている。
現状
再犯防止に関するパンフレットの配布や啓発パネルの展示等において理解の促進を進めているが、まだまだ周知啓発が十分とは言えず、差別や偏見により出所後の住宅や就労の確保が困難な状況が続いている。
また、出所者を雇い入れている企業や福祉的サービスを提供している福祉関係団体も少なく、企業や福祉関係団体の受入れ拡大にも苦慮している。
解決したい課題
罪を償い社会の一員として再出発しようとする人を認め、支える地域社会を実現したい。また、更生支援に関する民間協力者(保護司、協力雇用主等)や、更生支援に理解のある福祉・医療機関や不動産業者等を増やしていく必要がある。
想定する解決策
●刑事司法関係機関(刑務所等)や、福祉・医療機関等と連携し、再犯防止に対して関心のない市民や事業者等に対しても再犯防止の理解促進につながるような市民・事業者等向け講演会やイベント等の開催
●その他、効果的な再犯防止・更生支援に関する理解促進につながるような策があればなんでも可
民間組織側の想定メリット
●本市との連携事業として、PR可能であること
●刑事司法関係機関や京都で再犯防止、更生支援に取り組む団体との関係性の構築
●(予算の確保等が前提ではあるが、)本市からの事業委託の可能性あり
募集概要
担当課 | 京都市保健福祉局生活福祉部生活福祉課 |
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担当部署の事業の概要 | 再犯防止に関する取組 |
背景 | 立ち直りを決意した人を受け入れていくことができる地域社会づくり |
実現したい未来 | 再犯防止や更生支援に関する市民理解が促進され、再犯防止や更生支援に取り組む民間支援者(保護司等)が増加し、活動がより充実している。また同時に、更生を目指す人の人権が尊重され、刑務所出所者等の更生意欲の向上にもつながっている。 |
現状 | 再犯防止に関するパンフレットの配布や啓発パネルの展示等において理解の促進を進めているが、まだまだ周知啓発が十分とは言えず、差別や偏見により出所後の住宅や就労の確保が困難な状況が続いている。 |
検討経緯・これまでに実施したことがある施策等 | ・再犯防止リーフレットの作成及び配布 |
解決したい課題 | 罪を償い社会の一員として再出発しようとする人を認め、支える地域社会を実現したい。また、更生支援に関する民間協力者(保護司、協力雇用主等)や、更生支援に理解のある福祉・医療機関や不動産業者等を増やしていく必要がある。 |
想定する解決策 | ●刑事司法関係機関(刑務所等)や、福祉・医療機関等と連携し、再犯防止に対して関心のない市民や事業者等に対しても再犯防止の理解促進につながるような市民・事業者等向け講演会やイベント等の開催 |
民間組織側の想定メリット | ●本市との連携事業として、PR可能であること |
提案企業に求める専門性 | ・再犯防止・更生支援に関する知見 |
提供可能なデータ・環境等 | ・本市の再犯防止の取組状況に関する資料の提供 |
スケジュール感・主要なマイルストン | 令和6年度内に具体策を得て、令和7年度に実施 |
事業実施にあたっての留意点、制約等 | 民間事業者による自走化ができるような仕組みができれば尚良 |
参考情報 | 京都市再犯防止の取組 |
今後の展開想定 | 実施後、効果が高いと判断した場合は,予算化を検討し,継続実施につながる可能性がある。 |
提案の提出期限 | 2023年7月24日〜2025年3月31日 |