課題のポイント

実現したい未来

歴史的建築物が保存されるとともに、意匠を守り安全性を高める建替え制度が広く活用されることにより、京都らしい町並みが継承されながら災害に強いまちづくりが進むこと。

現状

●京町家などの歴史的建築物は、増築や用途の変更を行おうとする場合、建築基準法に適合することが求められ、景観的、文化的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難となることがある。
●そこで、京都市では、『歴史的な価値を有する建築物について、建築基準法の適用を除外し、安全性の維持・向上を図る代替措置を講じることで、法の下では困難であった増築などの建築行為を可能とする制度』を設け、歴史的建築物を保存し、活用できるようにしている。
●制度の活用実績は一定数あるものの、京都らしい町並みを継承させていくためには、歴史的建築物の保存・継承や建替え手法の選択肢として本制度が更に活用されることが望ましい。
参考URL https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000157989.html

解決したい課題

制度を活用した保存・継承や建替えのイメージを視覚的に分かりやすく伝えることで、所有者の理解を深め、不安を取り除き、更なる制度の活用を促したい。

想定する解決策

●歴史的建築物のデジタル化による制度活用のシミュレーションの実証
●デジタル技術を活用して制度活用前後をビジュアルで示すことができるツールの開発
●制度活用のポイントを分かりやすくまとめたチェックシートなどのツールの共同開発

上記は例であり、手法は限定せず、幅広い提案を求めます。

民間組織側の想定メリット

●歴史的建築物等のコーディネートは本市が担い、実証地を確保します。
→民間ではコミットすることが難しい歴史的建築物等について、本市のネットワークを活用することで円滑に連携することができます。
●国内外に訴求力の高い京都の歴史的建築物をフィールドとし、社会的に共感を得やすい活動に関与することで企業価値の向上が期待できます。

愛宕山の御札(長江家)
PLATEAU祇園新橋

募集概要

担当課

京都市都市計画局建築指導部建築指導課

担当部署の事業の概要

建築基準法に基づく許認可、歴史的建築物の保存活用、路地における町並みを活かした建替え誘導など

背景

歴史的建造物の意匠の保存と安全性の向上による京都らしい町並みの継承

実現したい未来

歴史的建築物が保存されるとともに、意匠を守り安全性を高める建替え制度が広く活用されることにより、京都らしい町並みが継承されながら災害に強いまちづくりが進むこと。

現状

●京町家などの歴史的建築物は、増築や用途の変更を行おうとする場合、建築基準法に適合することが求められ、景観的、文化的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難となることがある。
●そこで、京都市では、『歴史的な価値を有する建築物について、建築基準法の適用を除外し、安全性の維持・向上を図る代替措置を講じることで、法の下では困難であった増築などの建築行為を可能とする制度』を設け、歴史的建築物を保存し、活用できるようにしている。
●制度の活用実績は一定数あるものの、京都らしい町並みを継承させていくためには、歴史的建築物の保存・継承や建替え手法の選択肢として本制度が更に活用されることが望ましい。
参考URL https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000157989.html

検討経緯・これまでに実施したことがある施策等

制度紹介のリーフレットや手引書の作成、講習会開催などによる普及啓発など

解決したい課題

制度を活用した保存・継承や建替えのイメージを視覚的に分かりやすく伝えることで、所有者の理解を深め、不安を取り除き、更なる制度の活用を促したい。

想定する解決策

●歴史的建築物のデジタル化による制度活用のシミュレーションの実証
●デジタル技術を活用して制度活用前後をビジュアルで示すことができるツールの開発
●制度活用のポイントを分かりやすくまとめたチェックシートなどのツールの共同開発

上記は例であり、手法は限定せず、幅広い提案を求めます。

民間組織側の想定メリット

●歴史的建築物等のコーディネートは本市が担い、実証地を確保します。
→民間ではコミットすることが難しい歴史的建築物等について、本市のネットワークを活用することで円滑に連携することができます。
●国内外に訴求力の高い京都の歴史的建築物をフィールドとし、社会的に共感を得やすい活動に関与することで企業価値の向上が期待できます。

提案企業に求める専門性

提供可能なデータ・環境等

●これまでの制度活用実績に関するデータ(個人情報除く)
●歴史的な建築物や町並みの実証地
●既に取得済みの3Dデータ(市有施設の3Dデータ等数点)

スケジュール感・主要なマイルストン

通年で実施可能

事業実施にあたっての留意点、制約等

民間施設をデジタル化する場合、所有者とデータ利活用に関する覚書を取り交わす場合があります。(本市がコーディネートします)

参考情報

今後の展開想定

今回の取組実証実験をモデルとし、効果が高いと判断した場合は本格的な展開を目指します。

提案の提出期限 2024年7月10日〜12月27日

この課題は成立案件ですが、引き続き提案を募集しています

募集要項

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ビジネス拠点としての京都市の強み

01

伝統と革新から
生まれた
京都ブランド

02

人材の宝庫・
知の集積地

03

自然が近い
コンパクトシティ

04

ビジネス視点での
豊富な京都
ロケーション

05

良好なアクセス&
災害に強い街

06

企業立地を
トータルサポート

Kyo-Working|京ワーキング